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富田麻帆ちゃんへの応援&それも含めた日常をひたすら書き綴った日記です


by yunarin-bekku
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レ・ミゼラブル 少女コゼット最終話「銀の燭台」

『人は、変わることができる。人類も同じだ』

↑は今日放送の「レ・ミゼラブル 少女コゼット」最終回のラストの台詞。
一年間の話の中で語りたかった内容を込められた素敵な台詞でしたね(*^-^*)

前回までの話でミュージカルに当てはめると[エピローグ]のシーンのみ残した形で望んだ最終回。

ミュージカルとは違い、二人の元から離れて旅に出たヴァルジャン自身が(1年後に)手紙でマリウスとコゼットを呼び寄せるという形になりましたが、それ以外はほぼ一緒。

まず、自分の過去を、すべてコゼットに告白。
パンを盗んで刑務所に居たこと。ミリエル司教との出会い、そして魂の浄化。ゆったりとその内容が改めて描かれてましたね。

「貴方のこれまでの魂は私が買い取って神に捧げました。もう貴方の中には暗い考えも悪い心もないのです。」
…思わず港司教の熱さを思い出したり(^-^;)

そして、そんな告白を聞いて受け入れた上での「大好きよ、お父様」と言うコゼット。
もうこの辺りからはミュージカルのエピローグを思い出して胸が熱くなってましたね☆彡

過去は過去であって、どうしても罪を犯したという事実を変えることができない。それを知った皆が哀しい想いをする事を恐れていたヴァルジャン。この辺りはある面、今度の舞台『手紙』にも通じるテーマかもしれません。


人は必ずしや、皆平等ではない。それを平等にするために、多大なる力と時間を必要とする。でもそれは簡単な事で、一人ひとりがまず自分自身を大切に、そして他人を同じように大切にして生きる。その事で誰もが力いっぱい自分らしく生きられるようになる。
人は変わることができる。


ヴァルジャンの想い、たどり着いた真理を次の世代であるコゼットとマリウスに語ったヴァルジャン。
その中での唯一の心残りだったコゼットとファンティーヌが会えなかった事もコゼットの話で解消し、そして全てをやり終えて天に召されるシーンへ…

迎えに来るミリエル司教とファンティーヌ。その迎えを喜びながら、燭台の新たなる火を次の世代のコゼットとマリウスに託し、逝くシーンには思わず涙が止まりませんでしたよ(>_<。)

そして今までのダイジェストシーンを経てラストの親子団欒のシーンへ。
もちろんミュージカルみたいに大合唱というわけではないけど、本当に希望につながる良いラストシーンになったと思います。

地上波ではなくBSフジという場所に移って放送された世界名作劇場第1回。
原作と違ってジャベールが、ガブローシュが死ななかったり…色々と変わったところはあれど、生き残ったキャラはきちんと生かして、↑のテーマを貫いた。
本当に素敵な作品になったと思います。観て良かったと心から思える作品は久しぶりですし、色々と訴えてくれるものもあったと思います。

そして、今年は個人的にミュージカルも含めこのレミゼという作品を堪能することができて本当に良かった!!と心から思える年末最後のアニメになりました(^o^)丿
by yunarin-bekku | 2007-12-30 21:31 | 普通の日記